JR東日本では、2016年3月にJR新宿ミライナタワーをオープンしました。このタワーへ熱供給を行うため、SESとしても東エネルギーセンター内にブラインターボ冷凍機や氷蓄熱槽を新たに設置すると共に、東エネルギーセンターと同タワーを結び熱を供給するための地域導管の建設を行いました。この事業は、建物を地域導管で連結することにより効率的なエネルギーの使用ができるため、国土交通省の「先導的都市環境形成促進モデル事業」に認定され、補助金を得ています。
地球温暖化防止に向け、東京都では2010年4月より「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」(改正環境確保条例)を施行、大規模事業所に対し温室効果ガス(主としてCO₂)の削減が義務付けられました。SESでも削減義務を履行するため、より効率的な運転パターンの検討・実施などの取組みを行い、第一計画期間(2010~14年度)および第二計画期間(2015~19年度)において削減義務量を大幅に上回る削減を達成しております。引き続きCO₂排出量の削減に取組み、低炭素社会の実現に貢献してまいります。